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2021-05-22 08:51:00

婚活における男性不足と経済力
増加した男女の生涯未婚率


2010年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、男女の生涯未婚率のデータがでています。「男性の生涯未婚率は20.1%、女性の生涯未婚率は10.6%」。つまり、このままでは男性の5人に1人、女性の10人に1人は生涯独身のまま、ということです。

30年前、「結婚することが当たり前」だった時代の生涯未婚率をみてみると、男性が2.6%、女性が4.4%です。この30年で、生涯独身のままという人は実に男性で8倍、女性で2倍に増えたことがわかります。

生涯未婚率が増えた原因はいろいろ考えられますが、その1つが経済的な理由だと言われています。30年前と現在とでは、経済的な何が変わったのでしょうか。

経済力の低い男性は結婚できない?
30年前の日本では、終身雇用が当たり前の世の中でした。一度就職した企業で定年まで勤め続けることができ、給与も徐々にアップしていくことが約束されていました。こうして、「男性は外で働き、女性は家庭を守る」といった役割分担が生まれたのです。

しかし、現在の日本は景気低迷が長引き、終身雇用制度も廃れてきています。その結果、非正規雇用、離職・転職、企業のリストラや倒産など、安定的な収入が得にくい状態です。経済的な不安定さは、結婚にも強い影響を与えています。

30代男性の収入と既婚の関係
年収300万円未満の男性…既婚者9.1%
年収300万円~400万の男性…既婚者26.4%
年収600万円以上の男性…既婚者37.6%
(橘木俊詔・迫田さやか「夫婦格差社会」(中央公論新社刊)より抜粋)

年収が300万以下の男性の既婚者は、わずか10%以下という非常に低い割合です。ところが、年収300万~400万の男性になると、既婚者は26.4%と急上昇します。さらに年収が600万円以上となれば、既婚者は4割近くに増えます。

サラリーマンの平均年収は徐々に下降線をたどっています。2001年のサラリーマンの平均年収は454万だったのに対し、2011年の平均年収は409万円。この10年で50万円近く年収が減ったのです。多様化したとはいえ、「男性が働いて家計を支える」という意識が強い日本では、男性の経済力が婚活の明暗を分ける、重要な要素になっています。

結婚相談所で出会える男性は、定職があり安定した収入がある人で、結婚に対する真剣な気持ちがある人ばかりです。厳しい現実の中、確実に結婚するには、結婚相談所での婚活がおすすめです。まずは資料請求を行なってみましょう。

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