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婚活における男性不足と経済力
増加した男女の生涯未婚率
2010年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、男女の生涯未婚率のデータがでています。「男性の生涯未婚率は20.1%、女性の生涯未婚率は10.6%」。つまり、このままでは男性の5人に1人、女性の10人に1人は生涯独身のまま、ということです。
30年前、「結婚することが当たり前」だった時代の生涯未婚率をみてみると、男性が2.6%、女性が4.4%です。この30年で、生涯独身のままという人は実に男性で8倍、女性で2倍に増えたことがわかります。
生涯未婚率が増えた原因はいろいろ考えられますが、その1つが経済的な理由だと言われています。30年前と現在とでは、経済的な何が変わったのでしょうか。
経済力の低い男性は結婚できない?
30年前の日本では、終身雇用が当たり前の世の中でした。一度就職した企業で定年まで勤め続けることができ、給与も徐々にアップしていくことが約束されていました。こうして、「男性は外で働き、女性は家庭を守る」といった役割分担が生まれたのです。
しかし、現在の日本は景気低迷が長引き、終身雇用制度も廃れてきています。その結果、非正規雇用、離職・転職、企業のリストラや倒産など、安定的な収入が得にくい状態です。経済的な不安定さは、結婚にも強い影響を与えています。
30代男性の収入と既婚の関係
年収300万円未満の男性…既婚者9.1%
年収300万円~400万の男性…既婚者26.4%
年収600万円以上の男性…既婚者37.6%
(橘木俊詔・迫田さやか「夫婦格差社会」(中央公論新社刊)より抜粋)
年収が300万以下の男性の既婚者は、わずか10%以下という非常に低い割合です。ところが、年収300万~400万の男性になると、既婚者は26.4%と急上昇します。さらに年収が600万円以上となれば、既婚者は4割近くに増えます。
サラリーマンの平均年収は徐々に下降線をたどっています。2001年のサラリーマンの平均年収は454万だったのに対し、2011年の平均年収は409万円。この10年で50万円近く年収が減ったのです。多様化したとはいえ、「男性が働いて家計を支える」という意識が強い日本では、男性の経済力が婚活の明暗を分ける、重要な要素になっています。
結婚相談所で出会える男性は、定職があり安定した収入がある人で、結婚に対する真剣な気持ちがある人ばかりです。厳しい現実の中、確実に結婚するには、結婚相談所での婚活がおすすめです。まずは資料請求を行なってみましょう。
年々増えている、婚活サービスを利用した結婚
過去20年で10倍に爆増したサービス利用者
リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2020」に
よる大規模調査によると
ここ20年で大きな変化があります。
「実際に結婚した人」(2019年結婚)に占める婚活サービス利用者の割合が13.0%になったといわれています。
これは現代のわれわれには違和感のない数字なのですが20年前の2000年と比べるとなんと
10倍になっている…という変化です。
(2000年は1.4%でした)
婚活というキーワード、東日本大震災の影響
特に2013年以降の伸びは著しいのですが、これについては
「リーマンショックや2011年の東日本大震災を経て、結婚そのものへの活動意識が高まった」
「『婚活』という言葉が定着してきて、こうした活動に対する恥ずかしさや抵抗が減ってきた」
「失敗しない結婚」のために相手に求める条件が表面化、多様化してきたのでこれにこたえる必要ができた」
などということが理由として考えられますよね。
特に「婚活をする」という言葉が確立し、恥ずかしさがなくなったというのは大きいと思います。
例えば適齢期の女性が
「お見合いしなきゃ」というと何か恥ずかしい(結婚に執着しているとか
恋愛ができないからお見合いしかないんだと誤解されてしまう)というのはあると思います。
それに対して「婚活しなきゃ」というのであれば表現もカジュアルで話しやすいですよね!
婚活サービス利用者が、結婚する確率とは
婚活サービスが伸びてきた一因として、他の手段よりも統計的に
そのまま結婚できる可能性が高いというデータが出ていることも関係はありそうです。
婚活サービス利用者のうち42.8%が同じ婚活サービスを通じて結婚に至っているというデータがあります。
言い方を変えると婚活サービスは利用すれば、4割以上は「ほかの手段に頼ることなく」
結婚できているということになります。
この数字は友人に紹介を依頼した場合そのまま紹介した相手と結婚に至る確率の26.7%、
同じく合コン利用者が合コンを通じて結婚する確率8.7%と比較するとかなりいい数字ですね。
婚活サービスがほかの手段と比べた場合結婚に至る確率が高く、とても効率のいい方法だと言えます。
理由としてはいろいろありますが、友人の紹介や合コンなどと比べると「結婚」
という目的が一致していることがバースになる出会いなので、当たり前ですが
結婚に最も近い出会い方だと言えますね。
かつては「友人の紹介」が最多
自由恋愛全盛期の90年代から今世紀初めにかけては結婚相手との出会いについて
アンケートを取ると「友人の紹介」というのがほぼ最多でした。
友人の紹介にもメリットはあり、それは「紹介なので安心」
「この人にはこの人を紹介したらうまくいきそうだな」と
「第三者の目で」考えてくれる人がいる、という点にありますよね。
しかし友人の紹介と言っても「あーあ、どこかにいい人いないかな。誰か紹介してよ」
と気軽に声をかけられる友人がどれほどいるか…?という問題もあると思います。
相手を信頼してそこまで本音でぶっちゃけられる友人がいる人というのは、
とても恵まれていると思います。
そして友人の紹介に限らず「自由恋愛」というものは
初動で大きな勇気、行動力が必要とされます。
婚活サービスなどほぼない時代では「ナンパ」が最盛期だったのですが、
最近は見知らぬ女性に声をかけること自体がリスクと認知されるようになり、
また、アプリの台頭によって、わざわざ自尊心を傷つけられるナンパをする人は
随分減ってきたように感じます。それこそ勇気をもって
自分で誘ってみるといった
「行動の敷居の高い、自己責任社会」が自由恋愛の世界です。
お見合い結婚を古いと避けて自由恋愛を目指したのはいいものの、
気恥ずかしさを乗り越えて相性のいい相手に
たどり着くエネルギーを割くのは、
若者にとって年々難しくなってきているのがあると思います。
そうした背景から広い意味での「自由恋愛」でありながらも、
比較的恥ずかしくなくまた効率的に出会うことのできる
サービスが求められるようになりました。
それが一時期はやった「出会い系サイト」ブームになり、さらに昨今の
「婚活サービスブーム」につながっているのだと思います。
コロナ禍で広まったオンラインの出会い
コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛を機に、出会い探しに役立つオンラインツールが注目されはじめました。
2020年6月現在は各地で外出自粛が解除されているものの、人ごみへのお出かけや大人数での飲み会などはまだ制限されていますね。
こうした状況を受けて、特に恋愛方面ではZoom(ビデオ通話機能)を活用した出会いがトレンドとなっています。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ顔を合わせて話すことで、テキストメッセージや音声通話だけでは難しいフィーリング重視の出会いを探せるためです。
この他にも、オンラインの出会い探しにはさまざまな長所があります。
- 会うときにマスクをしなくてもよい
- オフラインイベントに比べて、オンラインイベントは参加費が安め
- 交通費や移動時間などを節約できる
- 遠方の相手とも気軽に出会える
このようにメリットが多いオンラインでの出会いは、コロナ禍の収束後も新しいコミュニケーションの形として定着するでしょう。
今はまだコロナ禍ですが、いつか再び「誰とも普通に接近できる」世の中になるはず。だけどそれがいつになるのかわからない以上、コロナを言い訳に婚活をお休みしていたら、歳をとるばかりです
これまでとは同じように会えなくても、今はスマホで簡単にコミュニケーションを図ることができます。心を交わす比重が高まれば、デートの回数が少なくても愛を育むことは可能です。会話が得意ならチャット中心に、逆に会話があまり得意でないなら、言葉を選んでじっくり話せるメールやメッセンジャーで。最適なコミュニケーションにおいては、ツールの使い分けも肝要です。上手に使い分けましょう。
コロナ禍においては、デートプランも限られてきます。でもそれは、お互いを思いやる気持ちの表れ。少しの時間しか会えなかったり、行きたいところに行けないかもしれませんが、今は「会うことができる」「触れることができる」だけでも嬉しいもの。「家族になれば、いつでも一緒にいられる」。そのために結婚を早めることも、コロナ禍ならではの選択肢かもしれません。
長い間イベント中心にパーティーを開催して参りましたが
コロナウイルス感染防止の為
暫くイベントは中止させて頂きます。
現在、お相手探しを考えている方は、お見合いで探してみては・・
オンラインでも、出来るので今は感染の心配もないです。
まずは、きっかけを掴みましょう(^-^)
日本仲人協会は、コロナウイルス感染防止の為、
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